薬剤師の仕事
薬剤師として、仕事を始めようと思っている人はおそらく希望と不安に満ちているはずです。
大学を卒業して国家試験に通り、晴れて、薬剤師としての仕事を始めるわけですからそれも当然のことでしょう。
新卒の方々が働く場所をどこにするかというのは、将来の自分を左右する大きな決断だと思います。
この先業界がどのように変わっていくかをきちんと見極める目が必要です。
調剤薬局の今後
調剤薬局の今後がどうなるかをいろいろな情報から推測すると、調剤薬局は減少する傾向にあるようです。
処方箋を持ち込む患者さんが減少していくことを考えると、それのみの営業では成り立たなくなる薬局も多いと思われますから、生き残るためには、他の集客要素を持っているドラッグストアのような形態の薬局が主流になると思われます。
ある程度集客数を持っているドラッグストアに併設された調剤薬局という形が、これからは生き残っていけるタイプではないかと言われています。
患者さんにとってはどうかというと、やはり近いことはとても重要ですから、ドラッグストアのように自宅の近くにある調剤薬局として利用者も増えることになるでしょう。
医療費の負担が減ることはまずないので、元気に過ごせるために薬剤師が薬を調剤する必要性はなくなることはないでしょう。
慢性疾患などの薬の処方箋の期間が長くなることで、医師に会うよりも薬剤師に合うことが多くなると思われますから、患者さんにとって信頼できる薬剤師が必要になることも明らかです。
このような現在の状況をよく考えたうえで、就職も考えていく地いいのではないかと思いますが、新卒ですぐにすべてができるわけではありません。
やはり、最初は、いろいろなことを経験して、自分のスキルを上げていくことから始めなければならないでしょう。
自分が40代、50代になった時に、仕事がなくなってしまうことの無いよう、将来どういう方向に行くのかということを見極めて、職場を選ぶようにすると、間違いがないのではないでしょうか。