退職で大切なこと
薬剤師が退職や、転職を検討する時に、重要になってくるのは、退職金です。
薬剤師は、いろいろな職場で働くことができるため、退職金というのは、勤務先によっても様々です。
現在は最も多くの薬剤師が働いている調剤薬局やドラッグストアに関していえば、経営者の方針によって、退職金があるかどうかも様々です。
退職金があるところでは、薬局の運営母体が大規模であるほど、退職金も好条件になるようです。
このような背景があるので、調剤薬局や、ドラッグストアの退職金は、5年勤務で50万円程度、30年勤務で500万円程度という相場のようです。
病院の退職金
病院の場合は、効率と民間で、退職金の相場に差があります。
公立や国立の病院の薬剤師の場合、公務員扱いとなるので、勤続35年いじょうで、一千万円以上の退職金が支払われるとされています。
これに対して、民間の総合病院における退職金の相場は、勤続35年で700万円から800万円とされていますが、病院の経営状態によって大きく変わりますから、一概には言えないようです。
このように勤務先によって、退職金はさまざまですから、将来のことを考えて、転職しようと思う方は、情報を入手しなければいけないと思います。
ただ、退職金などの情報というのは、なかなか手に入らないものですから、薬剤師の転職に強い情報サイトを探さなければならないと思います。
実際、ホームページには転職サイトもたくさんあり、薬剤師の情報が多いサイトもありますから、上手にそれを利用して、納得のいく金額の勤務先を見つけることが後悔のない転職につながるのではないかと思います。
せっかく薬剤師になったのですから、やりがいのある仕事をすることも重要ですが、肝心のお給料や、退職金が少なくては、生活プランが狂ってしまいますから自分の満足できる金額の勤務先を探すといいでしょう。
転職の際焦ってきちんと次の勤め先が決まる前に退職することを切り出すよりは、やめるひと月前位に直属の上司に伝えればいいので、余裕を持って、次の職場を探すようにしましょう。